こんにちはパーソナルトレーニングジムShapeLabの廣村です。今回は「大臀筋」について少しお話ししたいと思います。

大臀筋を鍛える重要性

「大臀筋」とは臀部(お尻)の筋肉で最も皮膚に近く最も大きな筋肉を指します。

「大臀筋」を鍛える主な目的としてヒップアップなどのボディメイク目的、そしてこれは全ての方に共通して重要になる「歩行」を正しく行えるようにするためです。

今回は「歩行」と「大臀筋」の関係性についてお話しします。

「大殿筋」は人が歩行をする上で大事な筋肉の一つで、主な作用は，ハムストリングス(太もも裏の筋肉)と共同して股関節を後ろに上げること(伸展)と股関節を外に回旋させること(外旋)に関与してきます。

歩行における大殿筋の役割は

歩行における大殿筋の役割は「体幹を直立位に保つ」ことです。

他にも役割はありますが今回はこの事について詳しくご説明します。

大殿筋は人が歩行をする上で重要な筋肉で、サルやゴリラなどの霊長類にも大殿筋はありますが、人のように大きく発達していません。

人の大殿筋が発達した理由は，四足歩行から直立2足歩行になるために上体を起こし股関節が伸展したからと言われています。

そのため高齢になり大殿筋の筋力が低下してくると、上体が前傾し股関節が屈曲した姿勢になっています。

そして大殿筋が最も強く収縮するタイミングが踵から接地したときです。

なぜそのタイミングで大殿筋が強く収縮するかと言うと、踵から接地したタイミングで歩行の加速に対してブレーキをかける必要があります。

電車に乗車中に急ブレーキがかかった時、しっかり踏ん張ってないと前へ倒れてしまいます。

大殿筋はその踏ん張りの役割をしていて、歩行時の加速にブレーキをかけ頭部や上体が前方へ倒れないようにしてくれる役割があります。

このように臀部(お尻)の筋肉が低下すると姿勢の保持にも歩行にも影響が出てきます。

皆様も正しい姿勢で歩行をする為に、そしてキュッと引き上がったお尻を目指して大臀筋を鍛えてみませんか。

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